香港でオシャレ系レストランを展開するCAFE DECOグループが手がける飲茶点心の専門レストラン「點一龍 Dim Sum Bar」。チムサーチョイ・ハーバーシティの北寄り、ゲートウェイ・アーケードの地上階、ちょっと奥まった場所にありちょっとした穴場のお店です。
マルコポーロホテル香港やプリンスホテル、BPインターナショナルホテルからも近い場所にあります。
キレイめのカジュアルレストランで、少人数から大人数まで対応可能。お一人でも気軽に使える手頃なレストランです。このお店の特徴は、営業時間中ずっと、夜でも飲茶のメニューが食べられること。
街中のレストランの飲茶は、早朝から夕方くらいまでで、晩ご飯の時間帯はディナー向けの中華料理メニューだけになることがほとんど。なので「晩御飯に飲茶したいな」と思うとなかなかお店がみつかりません。でも「點一龍」なら、営業時間中ずーっと飲茶メニューを提供しているので、軽い朝ごはんから、午後の軽食、お夜食にと、いつでも点心を食べることができます。旅行で香港に来られる方には、ウレシイ選択肢かもしれませんね。
「點一龍 Dim Sum Bar」への行き方
カントンロード(広東道)を北上し、右手にアップルストアが見えてくると、左手にプリンスホテルとゲートウェイのアルマーニが見えてきます。
ゲートウェイの入り口に到着したら、黄色い矢印の方向のように左手に曲がり、タクシーなどが行き来する車道沿いをまっすぐ進むと、お店の入り口が見えてきます。
広々とした店内はスタイリッシュ。大人数も少人数もOK。
席が決まったらすぐにお茶を注文しましょう。
席の目処がつくと、店員さんがすぐに「何のお茶を飲みますか?(ヤムメェチャー/飲咩茶?)」と聞いてきますので、飲みたい中国茶を指定しましょう。
點一龍 Dim Sum Barのお茶リストはこちら:
- 普洱(ポーレイ)…プーアル茶 [発酵の深い黒茶系]
- 香片(ヒョンピン)…ジャスミン茶 [緑茶系]
- 鉄観音(ティッグンヤム)…てっかんのん茶 [烏龍茶と同じ青茶系]
- 菊花(ゴッファー)…菊の花のお茶 [花茶]
- 菊普(ゴッポウ)…菊の花入りプーアル茶 [花茶と黒茶のミックス]
お茶の注文にマゴついていると「日本人だからジャスミン茶出しておくか〜」となるので、他のお茶がよければ、はじめにしっかり注文しておくことをおすすめします。
点心メニューはオーダーシートに記入します
注文する品数の目安
点心をいくつ注文するかの目安は、1人あたり2品と言われています。女性であればお一人で3品でかなりお腹いっぱいになると思います。このあとも食べ歩き予定であれば、やはり1人あたり2品程度で抑えておくのが良いかもしれませんね。ともあれ、お腹の空き具合で、好きなだけ注文してくださいね。
ではいただきます!
ちょっとめずらしいと思って注文してみた「脆網海皇腸粉(エビと野菜入り油揚げの米クレープ蒸し)」がかなり美味しかったです!
他のお店で油条(棒状の油揚げ)を腸粉(米クレープ)で包んだものは見たことがあったのですが、ここではさらにその中にエビとズッキーニのような野菜が入れ込んでありました。
エビ蒸し餃子は皮が薄めでエビがぷりぷり、美味しくいただきました。
いかにもインスタばえを狙ったかのような可愛らしいハリネズミまんじゅう。見た目だけかとおもいきや、サクッとした歯ごたえで中はしっとり、おいしい揚げ饅頭でした。
牛肉ボールは陳皮の香りとクワイの実のシャクシャクした歯ごたえがアクセントになって美味しいんですよね。このお店もおいしい牛肉ボールでした。
女性2人で4品を注文し、ちょうどお腹がふくれる分量でした。お茶にお湯を何度も足してもらい、のんびりと中国茶を楽しみました。
以前はここのほかにも、荃湾(ツェンワン)などに複数店舗展開されて勢いがありましたが、今はこのチムサーチョイの1店舗だけになってしまいました。
お会計は2人4品で211香港ドル(約3,000円)でした。
お会計は2人4品、お茶代とサービスチャージ10%を入れて、合計211香港ドル(約3,000円)、一人あたり1,500円でした。
まとめ
スタイリッシュでありながら、点心の味もしっかり美味しくいただくことができ、手頃な価格のカジュアルレストランです。女性ひとりでも気軽に入れそうなのも良いですね。もちろん大人数でワイワイお食事を楽しむのにもおすすめしたいお店です。