活気あるチムサーチョイ(尖沙咀)のネイザンロード沿いという便利な立地にある海鮮料理レストランの「頂好海鮮酒家」で飲茶をしてきました。こちらのお店、創業1970年で40年以上の歴史ある老舗レストランとして、地元香港人をはじめ有名人にも多く利用されているそうです。英語名が「Very Good Seafood Restaurant」となかなか自信満々なネーミングなのもうなずけるでしょうか。
なんと言ってもこちらのお店、チムサーチョイで朝8時から飲茶ができるのが使いやすいポイントです。
「頂好海鮮酒家」へのアクセス
地下鉄MTRのチムサーチョイ(尖沙咀)駅、「B1」出口を出て右へ、そのままネイザンロード沿いを1〜2分ほど歩けば到着です。地下へ降りる階段を降りていきます。
地下にあるレストラン、席数多め、少人数席も。
この日は平日、ランチ時の12時頃に入店しましたが、予約なしでもすんなり座ることができました。
席が決まったらすぐにお茶を注文しましょう。
席の目処がつくと、店員さんがすぐに「何のお茶を飲みますか?(ヤムメェチャー/飲咩茶?)」と聞いてきますので、飲みたい中国茶を指定しましょう。
だいたいどこの飲茶レストランにでもあるお茶リスト
- 鉄観音(ティッグンヤム)…てっかんのん茶 [烏龍茶と同じ青茶系]
- 寿眉(サウメイ)… さうめい茶 [発酵少なめの白茶]
- 普洱(ポーレイ)…プーアル茶 [発酵の深い黒茶系]
- 水仙(ソイシン)…すいせん茶 [烏龍茶と同じ青茶系]
- 香片(ヒョンピン)…ジャスミン茶 [緑茶系]
お茶の注文にマゴついていると「日本人だからジャスミン茶出しておくか〜」となるので、他のお茶がよければ、はじめにしっかり注文しておくことをおすすめします。
茶葉の入ったポットとお湯だけのポット、2つポットが来ます。
茶葉の入ったポットでお茶をいただきます。お湯だけのポットは、茶葉のポットへの継ぎ足しに使ったり、お茶に酔ってしまったときにお白湯として飲んだり自由に使えます。
ポットにはいくらでもお湯を継ぎ足してもらえるので、ポットの蓋を開けて店員さんにお湯がなくなったことをアピールすると継ぎ足しに来てくれます。おいしい点心をいただきながら、たっぷり中国茶を楽しんでくださいね。
さて何を注文しようかなと、席について間もなく、通りかかりの店員のおばちゃんが「できたてのチャーシューパイどう?」と声をかけてくれたので1品目として頂くことに。
時間帯によって変わる点心の値段
飲茶メニューは、曜日や時間帯によって点心の価格が変わってきます。
【正價時段】=通常価格の時間帯:月曜〜日曜(毎日)午前8:00〜午後2:00
- 小點… 20.9香港ドル
- 中點… 25.9香港ドル
- 大點… 31.9香港ドル
- 蒸腸粉… 31.9香港ドル
- 頂點… 37.9香港ドル
【特價時段】=特別価格の時間帯:土日祝を除く 午後2:00〜4:30
- 小點… 17.9香港ドル
- 中點… 21.9香港ドル
- 大點… 28.9香港ドル
- 蒸腸粉… 27.9香港ドル
- 頂點… 35.9香港ドル
平日の場合、午後2時からのアフタヌーンティーの時間帯にくるとちょっとお得になっています。遅めのランチとして飲茶を楽しむのにも良さそうですね。
お茶代とサービスチャージ10%、無料Wi-Fiあり。
すべての時間帯で、お茶代は1人あたり14.8香港ドル、サービスチャージ10%がかかります。
無料Wi-Fiがあるのは嬉しいですね。
飲茶メニューはオーダー用紙に書き込みます
注文する品数の目安
点心をいくつ注文するかの目安は、1人あたり2品と言われています。女性であればお一人で3品でかなりお腹いっぱいになると思います。このあとも食べ歩き予定であれば、やはり1人あたり2品程度で抑えておくのが良いかもしれませんね。ともあれ、お腹の空き具合で、好きなだけ注文してくださいね。
さすが老舗のクオリティ、美味しい点心をいただだきました!
さすが老舗の人気店、いすれの点心もとても美味しくいただきました。どれも美味しかったのですが、特に個人的に大好きなハムソイゴが、ここでは特に美味しかった。また食べたい!
お会計は、2人6品で243香港ドル(約3,400円)でした
ということでお会計は2人6品、お茶代とサービスチャージ10%を入れて、合計243香港ドル(約3,400円)、一人あたり1700円でした。
写真を撮りたくて欲張って2人で6品食べましたが、やはり多かった…お腹が苦しかったです。お粥も注文したかったなぁ。
まとめ
便利なチムサーチョイエリアなので致し方ないとはいえ、飲茶専門店と比べるとやや割高に感じてしまう価格帯ではあります。とはいえ、点心ひとつひとつのクオリティは良く美味しくいただけたので、このエリアでゆっくり飲茶がしたい!という場合にはぜひおすすめしたいレストランです。
家賃の高騰が続く香港で、長きに渡って頑張っている歴史あるこういったレストランはいつまでも無くならずに続いてほしいですね。