アベニュー・オブ・スターズが帰ってくる!
2004年に完成し、長きに渡ってビクトリアハーバーの美しさを楽しむことができる海沿いのエリアとして注目を集めてきた観光スポット「アベニュー・オブ・スターズ(星光大道 / Avenue of Stars)」。ブルース・リーの銅像があることで有名な場所ですね。2015年から改装のため一時的に閉鎖されていましたが、いよいよ来週、2019年1月31日(木)に再開です!
アベニュー・オブ・スターズでは、1913年に香港初の長編映画『荘子妻を試す(荘子試妻)』の監督を務めた「香港映画の父」ライ・マンワイ(李民偉)をはじめ、日本でも大人気のおなじみジャッキー・チェン(成龍)やチョウ・ユンファ(周 潤發)などが代表する100年を超える香港映画の歴史をたどることができます。
リニューアルを担った香港ディベロッパー企業の新世界発展によると、新しくなったアベニュー・オブ・スターズは、AR技術や映画ツアー(電影之旅)などの新たな要素が追加され、再び香港のランドマークになるだろうと発表しています。
改装中は別の場所「ガーデン・オブ・スターズ(星光花園)」として展示されていました
約3年ほどの改装期間中、ブルース・リーの銅像や映画スターの手形は、少し離れたチム東プロムナード(尖東海濱長廊)に移設され「ガーデン・オブ・スターズ(星光花園)」として展示されていました。
そんなガーデン・オブ・スターズ(星光花園)もようやくお役御免となり、1月31日(木)からはウォーターフロントでのアベニュー・オブ・スターズが復活です!
新たに映画スター5名の手形が増設!
これまで地面に埋め込まれていた手形プレートが新しい展示方法となっています。木製の手すり上に設置されたことで、手形に触れやすくなった上、ビクトリアハーバーを背景に記念写真が取りやすいように手形の角度も調整されました。
展示数はこれまで展示されていた107名の映画スターに新たに5名が加わり、合計112名になるとのこと。この5名が誰であるかは、まだ公式発表されていません。
また、手形と銅像(アニタ・ムイ、ブルース・リー、ブタのキャラクターMcDull、Golden Awardsの女神像を含む)は、デジタル要素が加えられ、QRコードの利用で解説が見れたり、ARでアニタ・ムイやブルース・リーと一緒に写真がとれるようになっているそうです。
ブルース・リーやアニタ・ムイの銅像は台座が流水仕様に
これまでちょっとムードを壊すような柵にかこまれる時期もあったブルース・リーの銅像。おそらく、駄目なのに台座に登ったり触ったりする人が後を絶たなかったようです。
ところが今回のリニューアルでは台座が拡大され、流水仕様となっています。景観もそこねず、これなら無理に登ったり触る人もいないでしょうから、ナイスアイディアですね!
「似水流年」についてしらべたところ、同タイトルの映画音楽を担当した日本人作曲家の喜多郎氏が作曲したインストゥルメンタル『歓喜』に広東語歌詞をつけてアニタ・ムイさんが歌ったところ大ヒットしたのだそうです。
新しくなったばかりのアベニュー・オブ・スターズは、これから観光旅行に来られる方にとって、ぜひとも足を運ぶべきスポットになると言えそうです。