香港でもお引越なら転居届を忘れずに。 | 郵件轉遞服務 REDIRECTION SERVICE

2013年5月10日

香港では、家賃の値上げで家を引っ越したり、日本から赴任してきた人は数年後には日本へまた引っ越したりと、香港はなにかとお引越の多い土地柄ですよね。

日本では引越の度に、郵便局へ転居届を出していたのですが、香港にも同じような転居届があるので紹介します。

香港の郵便局では、「郵件轉遞服務 REDIRECTION SERVICE」という名称で郵便物の転送サービスを提供しており、このような「郵件轉遞服務 REDIRECTION SERVICE」のパンフレット兼申込用紙をどこの郵便局でも用意してあります。

郵便物転送サービス REDIRECTION SERVICE は、日本の転居届とちょっと違う。

基本的には日本の転居届と同じサービスなのですが、違うところもあります。それは、転送期間、料金と海外への転送の3点です。

まずは、転送期間ですが、まず申込直後の3ヶ月間、そして、3ヶ月経過後は1年間、と期間を選ぶことになります。日本だと、転居届提出後1年間の期間だけなので、ここがちょっと違いますね。

そして、大きく違う点が香港の郵便局の転送サービスが「有料」だというところ。
企業向けと個人向けで料金が分かれているのですが、個人向けだけを取り上げていきますね。

個人宛郵便物の場合

最初の3ヶ月間: 100香港ドル
その後1年間延長する毎に: 250香港ドル
となっています。

3つ目の違いは、海外の住所への転送にも対応してくれるというところです。
日本へ香港から帰任する人には助かるサービスかもしれませんね。
ただ、転送先住所を日本にした場合は、上記サービス料金の他に、郵便物が届く毎に日本の郵政公社から送料の請求があるようです。

転送サービス REDIRECTION SERVICE の申込方法

転送サービスの申込には、郵便局でもらえる申込書か、香港郵政 Hong Kong Post のウェブサイトからダウンロードできる申込書に記入して、郵送するか、郵便局に直接出向いて書類を提出することになります。

その際には、以下の書類も持参する必要があります。

  • 転送サービスを申し込む人の身分証明書のコピー(香港IDか、パスポートのコピー)
  • 旧住所の住所証明の原本(電気・ガスなどの公共料金の請求書など)

日本だと、転送届を出し忘れて、転居して数ヶ月後に転送届を出しても対応してもらえますが、香港だとそうはいかないので転居後すぐに転送サービスを申し込んでおく必要があります。

というのは、必要書類にある旧住所の住所証明が、銀行などと同じく3ヶ月以内の郵送物しか有効と見てもらえないので、3ヶ月以上経過していると旧住所を証明できる郵便物もなく、手続き出来ない、ということになってしまいます。

【関連リンク】 香港郵政 Hong Kong Post 転送サービス 申込書 (pdfファイル)

香港郵政総局 General Post Office

中環康楽廣場2號 2 Connaught Place, Central
営業時間
月−土: 08:00 – 18:00
日 / 祝: 09:00 – 17:00
※ 中央郵便局にあたる大きな郵便局で、転送届は2Fで取り扱っています。

他の一般郵便局

営業時間
月−金: 09:30 – 17:00
土:   09:30 – 13:00
日 / 祝: お休み

ウェブサイト http://www.hongkongpost.hk/

Instagram:@LOVELIFEHKG