ミシュラン香港 1つ星に選ばれているローストグースや叉焼の美味しい庶民派レストラン「一樂燒鵝」。店名の「燒鵝」が示す通り、ガチョウのロースト(ローストグース)が看板料理のお店です。
ガチョウのローストと言えば、店頭がキンキラキンでド派手な「鏞記」(ヨンキー)、またはちょっと遠いですが荃灣チュンワンの西側にある「深井」も有名ですよね。
「一樂燒鵝」は香港のどこにでもありそうなロースト屋さん「焼臘店」ですが、2013年にミシュラン星一つを獲得しており、ローストグースの味に期待がもてます。
1950年代にタイポで創業し、10数年前にセントラルに移転してきたそうです。ローストグースの銘店「鏞記」とも場所が近く、一本海側の士丹利街に店を構えています。「陸羽茶室」のちょっと先にあるという感じの場所です。お店自体は大きくなく、「鏞記」とは違って「一樂燒鵝」は庶民的な感じがあります。
メニューは、「燒鵝」(ガチョウのロースト)だけではなく、「油鶏」「白切鶏」「玫瑰油鶏」(鶏のロースト、蒸し鶏)、「叉焼」(チャーシュー)、「焼腩仔」(カリカリ豚肉)といった香港のロースト屋さん「焼臘店」で見かけるメニューは一通り揃っています。
また、これらのお肉メニューを「白ご飯」かちょっと太くて固めのライスヌードル「瀬粉」でいただきます。
まさに香港の街角レストランという感じで注文を聞いてもらいます。
「馳名脆皮燒鵝飯」ガチョウ・ローストのせご飯(50香港ドル)、「馳名燒鵝瀬粉」ガチョウ・ローストのせ「瀬粉」麺(48香港ドル)をオーダーしました。
また、お客さんの多くがアイスレモンティーを一緒に注文していたので、つられて、アイスレモンティー(16香港ドル)も注文。
「馳名脆皮燒鵝飯」ガチョウ・ローストのせご飯(50香港ドル)、「馳名燒鵝瀬粉」ガチョウ・ローストのせ「瀬粉」麺(48香港ドル)をオーダーしました。
また、お客さんの多くがアイスレモンティーを一緒に注文していたので、つられて、アイスレモンティー(16香港ドル)も注文。
注文からほどなく1分足らずで、お料理が運ばれてきました。
白ご飯にガチョウのローストがドーンッと乗って出て来ます。
燒鵝の表面はツヤツヤ、テカテカで美味しそうです。しかも、皮はパリパリ。
皮には八角を始めとする香辛料をつかった特製ソースを使って焼き上げているそうです。
一樂燒鵝で使われるガチョウは油は少なめで、さっぱりしているのが特徴。
食べると痛風になりそうなギトギト感で油がいっぱいのお店もありますが、一樂燒鵝は健康的で安心して食べれる感じがします。
瀬粉はこんな感じのお米で作った麺です。プツプツした食感が特徴で、燒鵝(ガチョウ・ロースト)といえば瀬粉、瀬粉といえば燒鵝、という感じで、燒鵝以外であまり出場機会のない瀬粉です。
食べ終わって、お店を出るとお昼の12時半すぎ。ビジネス中心地であるセントラルの平日のランチタイムとあって、次々と一樂燒鵝にはお客さんが行列に並んでいます。食べにいくなら、ちょっと遅めの時間にいく方が良いかもしれませんね。