花火大会を鑑賞した後、盧吉道(ルガード・ロード)をピークタワーの方向へと戻ります。
花火大会を鑑賞し、盧吉道(ルガード・ロード)をピークタワーの方向へと戻ります。
ビクトリア・ピークで花火鑑賞帰りの人々で、ピーク・トラムは長蛇の列
想像はついていたのですが、花火をビクトリア・ピークで鑑賞していた人々が一斉に帰り道につこうと、ピーク・トラムに並ぶ列がズラーッと、連なっています。
いつもは、替わりに、ミニバスかバスで帰ろうかと思うのですが、バスも長い行列が出来ていそうなので、徒歩でビクトリア・ピークを下山してみることにしました。
舊山頂道 オールド・ピーク・ロード を下山し始めます
ビクトリア・ピークから市内へは、舊山頂道(オールド・ピーク・ロード)を通って、下山していきます。
まずは、先ほどまで花火を鑑賞していた盧吉道(ルガード・ロード)の入り口へと向かいます。
盧吉道(ルガード・ロード)へ向かう道の他に、山を下って市内へ続く舊山頂道(オールド・ピーク・ロード)の入り口もここにあります。
ピークタワーの下を走る道を通り、下り坂を歩きます。
舊山頂道(オールド・ピーク・ロード)は、全長1.7KMで、1920年代に作られ、以前は、ピークへとつながる唯一の道路だったそうです。
ピーク・トラムの途中駅 白加道駅でちょっと休憩
舊山頂道の途中にある白加道(Baker Road)というピーク・トラムの途中駅にちょっと寄ってみました。
今は、山頂駅からのお客さんでトラムが満杯なので、乗り込めないようですが、満員でなければ、緑色のボタンを押すと、この駅に白加道(Baker Road)駅にトラムが停車、乗車もできるようです。
白加道(Baker Road)駅から香港の夜景を撮ってみました。
なかなかの良い見晴らしです。この駅からも花火が結構綺麗に見えたでしょうね。
上から、お客さんを載せて満杯のピーク・トラムがやってきました。
あっと、いう間に横を通りすぎていきました。
再び、舊山頂道を下りて、ミッドレベルエリアを通って帰ります
さて、休憩はここらへんにして、引き続き、舊山頂道を下りていきます。まだ、山道という趣きが続きます。
なかなか、この舊山頂道は手強く、かなりの勾配がついています。よく山登りでヒザが笑うと言いますが、股関節が笑うぐらいに、勾配がついています。
何か、モノを落としてしまうと、勢い良く下まで転がっていくほどの勢いです。
ようやく、車の通り道になってきました。
このあたりは、半山区(ミッドレベル)と呼ばれ、車が無いと不便なものの、山の中腹にあり景色が良いので、家賃がやたらと高い高級住宅街となっています。
標識を見ると、「中環至半山自動扶手電梯系統」と、セントラルまで続くエスカレーターの表示があったので、そちらに向かいます。
高いマンションの間から、香港を象徴する中国銀行のビルが見えてくるなど、段々と、中心部に近づいているのが分かります。
着いた! ミッドレベル・エスカレーターまでたどり着きました
ようやく、セントラルまで続くエスカレーターまで辿り着きました。
このエスカレーターは、半山区(ミッドレベル)の住民がセントラルまで行き易いように1993年に作られたもので、全長800メートル、高低差で135メートルをつなぎます。
半山区(ミッドレベル)住民の行動に合わせて、午前6時から10時までは下向き、午前10時20分以降は上向きの運転となっています。
今の時間は、晩なので、エスカレーターを利用できることなく、ひたすら階段を下りていきます。下り坂の山道で腰も足も疲れてきたので、どれだけエスカレーターの人が恨めしいことか…
と、なんだか見慣れたSOHOエリアの飲み屋街に出て来ました。ここまで来ると、ゴールはもうすぐ!
ようやくトラムが見えた。街中に帰ってきたよ!
トラムが見え、ようやく、香港島の中心地までやって来ました。
ピークタワーを出発したのが、20時45分。中環に到着したのが21時35分。約50分ほどの下山旅でした。
気温がちょうど涼しく、下りの道のりだったので、ビクトリア・ピークから楽しく下りてくることが出来ました。
意外と、オススメの散歩コースかもしれません。