さて「Love Life 香港!ミシュランレストラン星めぐり」の旅。 三件目は旺角(モンコック)のランドマークともいえるランガム・プレイスホテルの6階にある「明閣(Ming Court)」。2012年香港ミシュラン2ツ星獲得のレストランです。
2004年にオープン後わずか3年ほどで飲茶&中華料理の人気店の地位を築き、旺角エリアでの数少ない高級広東料理レストランの一つ。明代をテーマにした店内はそれなりの高級感があるインテリアで飾られており、落ち着いた照明と多すぎない座席数でゆったりと過ごしながら伝統的な中華料理が楽しめます。
香港旅遊発展局の2005年優秀食の一つにも選ばれたほか、毎年のように香港ミシュランガイドに取り上げられており、トップクラスの広東料理を味わえるお店として知られています。取り揃えているワインは350種、「月」と「日」のホールのほか、5つのプライベートルームも備えています。
今回は4名で乗り込んできました。お茶は「寿眉(サウメイ)茶」を注文。
メニューには日本語も記載されており、日本人にとっては嬉しいところ。今回はアラカルトメニューから色々と注文することにしました。
まずは食前のスープを注文することに。
花膠(ファーガウ・魚の胃袋)と鶏の細切りが入ったスープ。メニューに2011年の美食大賞で金賞受賞したよ、と記載されていたので注文してみました。
美しい盛り付けが目を楽しませてくれます。素材を生かした塩味控えめの上品な味付け。
飲み物のメニューを頼むと、iPadを渡されました。これでワインリストが閲覧できるようになっていました。
350種のワインを取り揃えているとこのとで、日々入れ替わるワインの最新リストを反映するなら、この方法が一番スマートに見れそうですね。
今回は甘さの少ない白ワインをチョイス。
208 Cloudy Bay 500香港ドル
続いてメインのお料理が運ばれてきます。
「わぁ~!」っと思わず声が上がってしまう、鮮やかな盛り付け。
華やかさに魅了されて、なんだかお箸をつけるのがもったいなくなってしまいます。
プリプリえびが、とろぷるっとした卵の白身と相性が抜群。これはなかなかおすすめのお料理です。
程よいペースでお料理が続きます。
広東料理でメジャーな金華ハムを使った一品。一緒に出される柔らかい皮に包んでいただきます。
金華ハムは世界三大ハムの1つに数えられているそうです。
甘みの強い一品ですが、伝統的な広東料理を味わうのに試してみて欲しい一品です。
こちらはおすすめ料理のリストからチョイス。香港なのになんで和牛食べるの?という感じですが、おいしい牛肉が食べたかったので…
このお料理も、盛り付けにグッとこだわりが見えます。
黒トリュフがたっぷり使われていて、ジューシーに炒め上げられた一品。こちらもそつなく上品な味わいです。
こちらもおすすめのメニューから。
パリッとあがった皮と引き締まった鶏肉が美味でした。
そして最後にスイーツ。
もっくもくの演出にビックリ!
お隣のテーブルで出されていたスイーツに目が行き、楽しそうでついつい注文してしまいました。
このほか古法馬拉糕(マーラゴウ)、香芒布甸 (マンゴープリン)、楊枝甘露(ようじかんろ)と頼めるだけ頼んでしまいました。
気になるお会計は…
フード1688
ワイン500
お茶代 @20
サービス10% 218.6
合計 HK$2406.8
ということで、一人当たり600ドル(約6千円)でした。
ミシュラン二つ星のレストランとしては、お手ごろに楽しめる料金設定と言えそうです。香港旅行の思い出にもとてもおすすめのお店です。
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