香港国際空港にはたくさんのレストランがありますが、ターミナル1には翠華餐廳 Tsui Wah Restaurant があります。翠華餐廳 (すいかレストラン) は香港ならではのレストランである茶餐廳で、香港ならではの味を楽しむことが出来ます。
香港国際空港の翠華餐廳レストランは開放的で広い店内
翠華餐廳 (すいかレストラン)は、イミグレでの出国前エリアと出国後エリアの2箇所にありますが、今回は出国前エリアにあるお店に入ってみました。
天井も高く、スペースが大きく取られているので、街中のお店とは異なって、より快適に食事が出来そうです。
今回は出国後エリアに面した座席に案内されましたが、店内は結構広く他にも使われていないエリアもありました。
航空会社のチェックイン・カウンターに面する座席エリアです。今回お客さんは案内されてませんでしたが、お客さんが多くなると、ここもお客さんで一杯になるんでしょうね。こちらには香港をテーマにしたかわいいイラストが描かれています。
一番端まで行けば、こんな感じでチェックイン・カウンターを見下ろす感じで食事を楽しむことが出来ます。
香港国際空港の翠華餐廳レストランで食べる香港ローカルフード
香港の茶餐廳ならではの一品ですね。ただ、焼いたパンにバターとコンデンスミルクを載せただけ。朝ご飯セットとかでよく出て来ますよね。バターのコクと塩気、そしてコンデンスミルクの甘さが絡み合って、体には悪そうだけども、ついつい食べてしまいます。
カリカリパンと一緒に飲もうと注文したのがビン入りアイス・ミルクティ。
奶茶 ミルク・ティは、街中の茶餐廳では必ず提供されている飲み物ですが、このミルク・ティはちょっと様子が違っています。
このミルク・ティの名前は、「香檳凍奶茶」 シャンパン・スタイル・ミルク・ティ。シャンパンっぽい出し方をするミルクティということでしょうかね。
普通に出されるアイスミルクティだと、21香港ドルですが、このシャンパン・スタイルになると27香港ドルとなります。6香港ドルアップの価値は果たしてあるのでしょうか?
普通のアイスミルクティだとコップの中に直接氷が放り込まれていますが、このシャンパンスタイルは氷は外出しで、ミルクティの入っているビンの外から冷やしています。これは時間が経っても氷でミルクティが薄くなることなく、濃いままの味で楽しめますね。
ミルクティの入ったビンには、シャンパン・スタイルらしいフタがついていました。シャンパンらしさを醸したいだけで、他には意味の無いふたのようです。
ふたを外して、ストローをさしていただきます。
香港のアイスミルクティはお茶の味が濃く、それに負けじと、たっぷりの砂糖で十分に甘く、これを飲むと香港の茶餐廳にいる事を感じさせられます。
ホットのミルクティも注文しました。こちらもだいぶ茶葉を煮出しているので、味が結構濃いです。翠華のメニューには、カフェインがあるので、12歳以下の子供や妊婦が飲むのは適しません、と注意書きがあるほどです。どんだけ濃いねんと思ってしまいます。
ホット・ミルクティにはあらかじめ砂糖が入っていないので、自分の好みの量の砂糖を入れて調整することが出来ます。調整できると言えども、茶葉の味が濃いのでいつも2袋の砂糖を入れないと味のバランスが取れません。2袋の砂糖って、結構多いですよね。
香港の茶餐廳ならではのメニュー「焗猪扒飯」 ポークチョップ・ライス。翠華レストランにもあり、ここはプラムのせた「焗猪扒飯」はあまり他では見かけません。でも食べると、いつもの「焗猪扒飯」と同じ味。街中の「大家楽」カフェ・ド・コーラルだと40香港ドル程度ですが、空港の翠華レストランでは78香港ドル。んー、ちょっと高くないですか?
翠華餐廳 Tsui Wah Restaurant
赤鱲角香港國際機場一號客運大樓第8層非禁區夾層 (非禁區)
(Non-Restricted Area) Mezzanine, Level 8, Departures, Terminal 1, Hong Kong International Airport, Chek Lap Kok
営業時間:07:00-00:00
翠華レストランは香港で20店舗以上を展開する他、マカオ、深センなどの中国大陸でも展開しています。
<ウェブサイト> http://www.tsuiwah.com/