香港政府から現金4,000香港ドルをもらうのに必要な6つの条件と申請手続き

2019年1月20日

2018年3月に現金4,000香港ドルの香港市民への支給を香港政府が決定した、とのニュースがありましたが、これまで特に音沙汰がなく、「あれっ、現金支給の話はどうなっているのかな?」と思っていました。

最近、支給申請手続きの詳細が香港政府より公表され、2019年2月1日から4月30日までの期間に支給申請を受け付けるとのことです。

4,000香港ドルの現金支給とは?

4000香港ドルの現金支給、現金支給といっているのは、2018-19年の財政予算案の中で打ち出した「關愛共享計劃」(思いやりシェアプラン?)において、前年度(2017-18年度)に個人所得税を納めなくてよかった香港市民に4,000香港ドルを配るというものです。また、還付税額が4,000香港ドルを下回る香港市民には、その差額が支給されます。

現金4,000香港ドルをもらうのに必要な申請資格の6つの条件

給与税を納めなくてよかった、という条件だけではなく、現金4,000香港ドルの支給を受けるには他にも条件があるので、注意が必要です。

  1. 満18歳以上
  2. 香港IDを有すること (しかし、仕事や就学などで来ている永久居民ではない人は除きます)
  3. 香港に居住していること (出張や留学で一時的に香港を離れている人は対象)
  4. 2018-19年度の財政予算案における社会保障援助、老人生活手当、高齢手当などの支給を受けていない
  5. 2017-18年の個人所得税が課税されていない
  6. 香港に不動産を有していない

2017-18年の個人所得税が課税されておらず、香港に不動産を有していない場合、2017-18年の個人所得税において、税額控除額が4,000香港ドルよりも少ない場合、その差額の支給を申請できます。

月収から見る支給額早見表

独身サラリーマンを想定した場合、月収別でみる支給額は次表のようになります。
参考程度にご覧ください。

これを見ると、月2万香港ドルほど給与をもらっていると、今回は1,000香港ドルほどの支給しか受けれない、ということになりますね。

月収 (MPF控除後)還付税額支給額
11,578 香港ドル
もしくは
それ以下
0 香港ドル4,000 香港ドル
16,069 香港ドル1,000 香港ドル 3,000 香港ドル
17,740 香港ドル2,000 香港ドル2,000 香港ドル
19,411 香港ドル3,000 香港ドル1,000 香港ドル
20,414 香港ドル以上4,000 香港ドル以上0 香港ドル

納付する個人所得税額や還付税額は、扶養家族控除などで変わってきます。以下のウェブサイトで計算できるので、どれだけ現金支給を受けれるのか、チェックしてはどうでしょうか?
https://www.ird.gov.hk/chi/ese/st_comp_2017_18_budget/cstcfrm.htm

現金4,000香港ドル支給の申請手続き

「關愛共享計劃」の専用ウェブサイトにて、2019年1月21日から、申請用紙をダウンロードできます。または、各地区にある民政事務總署の民政諮詢中心などでも、申請用紙を配布されます。

申請用紙に記入後、 直接か、郵送にて「在職家庭津貼辦事處」「在職家庭及學生資助事務處」「 社會福利署 福利辦事處」または「政府合同庁舎」の書類受付まで提出します。

また、申請用紙の他に、香港身分証コピー、有效な住所証明、および、通帳もしくは銀行月次明細のコピーも併せて提出が必要です。

書類提出は、2月1日から4月30日までの受付となっています。

https://www.wfsfaa.gov.hk/careandshare/tc/index.htm

6,000香港ドルが支給された前回 2011年との違い

2011年 6,000香港ドル支給2018-19年 4,000香港ドル支給
申請資格1.2012年3月31日時点で、満18歳
2.有効な香港永久居民IDカードを保有
1.満18歳
2.香港IDを保有
3.香港に居住
4.2018-19年度の財政予算案における社会保障援助等を受給していない
5.2017-18年の個人所得税が課税されていない
6.香港に不動産を有していない
対象人数約610万人 約280万人
支給総額約370憶香港ドル約110憶香港ドル

前回の現金支給があった2011年に比べて収入金額による制限が今回はあるため、対象人数と金額もかなり小さい規模の現金支給となります。

前回の時は、香港政府からの支給された現金で、iPadを買う、iPhoneを買う、といった声が周りでよく聞かれました。iPhoneが1万香港ドル近くする今、この4,000香港ドルは何に使うのが良いのでしょうか?