パンダホテル 悦来酒店 は、お手頃な価格帯のパッケージ・ツアーでよく利用されるホテルとして知られています。個人手配で旅行される方でも、このパンダホテルを愛用されてる方ってけっこういらっしゃるんですよね。
ここ、パンダホテルは筆者在住の「荃湾」(ツェンワン)エリアにあります。中心部から少し離れたここ荃湾は不便な場所だと思われてしまいがちなのですが、意外と周辺を見回すと、香港をたっぷり楽しめるお店やスポットがたくさんあるんですよ。
ただ泊まるだけじゃもったいない!ぜひともパンダホテル周辺でもめいっぱい楽しんでいただきたいものです。そんなわけで、パンダホテル周辺、荃湾エリアのおすすめスポットを紹介していこうと思います!
荃新天地 Citywalk シティウォーク 色々なお店が揃うショッピングモール
荃新天地(Citywalk)は、荃湾にある一番新しいショッピングセンターです。荃湾のランドマークでもあります。
緑が多く施され、開放的な中庭を設けたスタイルは、日本の「六本木ヒルズ」をまねて作られたのだそうです(笑)。
180ほどあると言われる店舗の中にはイギリスの百貨店Marks&Spencerをはじめ、FrancFranc、ユニクロ、BODY SHOPなどの店舗、香港ならではスイーツのお店「満記甜品」、香港みやげに最適な「奇華餅家 ケイワー・ベーカリー」も入っています。観光で来られている方には、飲茶のおいしい「翠園」、北京料理の「北京人家」、タンタンメンと小龍包の「上海婆婆」あたりがおすすめ。また日本のモスバーガー、王将も入っていたりします。3階にある本&CD&文房具ショップをのぞいてみるのもおススメです。
また、楊屋道を挟んで向かい側に新しくできた「Citywalk 2」も、2009年12月にオープンしたばかりでこれからさらに充実したエリアになる見込みです。
荃灣公園 Tsuen Wan Park
面積約4ヘクタール、建設費約107億香港ドル(日本円で約1,260億!)を費やしてつくられたこの公園は、海をテーマにデザインが施されています。
噴水、モニュメント、子供たちのプレイゾーン、ランニングコースなどが充実。海に沿っていることから、対岸の青衣島のマンション群や、空港へと続く汀九橋(ティンカウ橋)、藍巴勒海峽(Rambler Channel)の静かな海を望むことができます。夜には穏やかながらも美しい夜景を楽しむことができ、お散歩におすすめのスポットです。
すぐそばには、フェリー乗り場があり、片道5.3ドル・10分ほどで馬湾まで足を延ばすこともできます。馬湾はきれいな砂浜のビーチや公園、実物大ノアの方舟施設なんかがあったりします。
街市 ストリートマーケット 活気溢れる青空市場
ベットタウンである荃灣には、その住民たちの生活を支える街市がかなり充実しています。Citywalk1のすぐ東側一帯がかなりにぎわっていますので、ブラブラするだけでも楽しめます。
「川龍街」「新村街」「河背街」「眾安街」これらのストリートの名前を目安に散策してみてください。
まさに香港な豚肉が固まりで店頭にぶら下げられたお肉屋さん、お野菜や果物屋さん、日用雑貨のお店、つまみぐいに最適な肉まんや餃子、エッグタルトなどのスイーツのお店なんかもゴニョゴニョとあってとても活気があります。
朝は8-10時にかけて開店、夜は8時を過ぎると閉店するお店が増えます。
(こちらも、パンダホテルから徒歩約10分)
楊屋道街市 大きな海鮮市場があり、いつも人がいっぱい
楊屋道街市は楊屋道にある市政ビルの地上階、1階および2階にあります。
とくに地上階にある海鮮市場はとても活気があり、荃灣区内でも最も大きい海鮮市場だと言われています。お魚、エビ、カキなどをはじめ、亀やカエル、おおきいウナギなど、香港ならではの海鮮ものをたっぷり見れます。とっても活気があっておもしろいのでぜひ足を運んでみてほしい場所です。海鮮のフロアは足元が水浸しで滑りやすいのでご注意を。
その他のフロアにもいろいろな商品が売られており、肉類や野菜、くだもの、生花、乾燥食品、雑貨、衣類や雑誌などがあります。
川龍村へ足をのばして、山の上飲茶で清水で入れたお茶と点心を味わう
付近の山の湧き水を使った美味しいお茶、その綺麗な湧き水で育った地元のクレソンを使った名物料理(といっても、茹でクレソン)、お茶も点心も完全セルフサービス。という、街中のレストラン飲茶とは一味違う飲茶を味わえる、山の上のお茶屋さん、端記茶楼のある川龍村へは、荃灣からのバスが一番近いのです!
そして「ザ!鉄腕!DASH!!」 (日本テレビ系列 2009/04/12(日)放送)で取り上げられて以降、とても注目されているスポットです。7年近く香港に住んでいるお友達を連れていった時も、とても喜んでもらえました。
せっかく荃灣にお越しの際はぜひぜひご旅行のプランに入れて見るのはいかがでしょうか。