香港で路面電車と言えば香港島を走る2階建てトラムが有名ですね。
しかし今回ご紹介するのは、もう一つ、九龍半島側にも走っている路面電車、軽鐵と呼ばれるLRT(Light Rail Transit ライトレール)です。
この軽鐵、香港の中心地からは、電車で30分ほど離れた新界地区を走っています。
元朗駅~屯門駅を含む新界中央部~西部の交通の利便を図ってつくられたもので、お安く分かりやすい料金形態ときめ細かく張り巡らされた12本の経路があり、地元民の足として親しまれているそうです。
アクセスは「尖東 East Tsim Sha Tsui 」駅から出ている西鐵線で屯門行きに乗り、元朗(ユンロン)駅から先の天水圍(ティンソイワイ)、兆康(シウホン)、屯門(トゥンムン)駅で軽鐵に乗り換えができます。
西鐵線⇔軽鐵の乗り換えが可能なこの4つの駅では、オクトパスを利用して相互に乗り継ぐ場合なんと軽鉄部分が無料になるそうです。
今回は湿地公園をめざして行ってきました。
軽鐵 LRT (Light Rail Transit) に乗りに、まずは西鉄線で天水圍まで。
天水圍(ティンソイワイ)駅で、軽鐵 LRT (Light Rail Transit) に乗り換え
軽鐵の705に乗りますよ。
軽鐵は黄色い電車マークが目印。
来た!来た!車両がなんかカワイイ! 軽鐵 LRTに乗ります!
天水圍から7駅ですが、
たった10分で到着!
えー、もう着いちゃったぁ。という感じでアッというまに湿地公園に到着です。
乗り心地は、車両のキレイさとはうらはらにけっこうユレます。トラムといい勝負で、進んだり止まったりカクンカクンしながら進んでいる印象がありました。でも、楽しいです!!遊園地みたいでっ!
降りるときにオクトパスをピっとすると、乗車料金が0でした。西鐵線からの乗り込みだったのでちゃんと無料になってたんですね。
ちなみにワンマン運転でホームに駅員さんもいないことから「タダ乗りできちゃうのでは?」と思ったのですが、時折チェックする駅員さんが車内で乗車券の確認やオクトパスの履歴チェックなどをおこなうそうで、無銭乗車が見つかると罰金290香港ドル(約3,500円)となるらしいです。でも、この日は一回もチェックする駅員さんに遭遇しませんでした。。
でも、みんなちゃーんと乗車時にピッとしていたようです!