さてさて、今回は香港国際空港のタクシー、電車、バスの乗り継ぎに関する情報をご紹介します!
到着ゲートにある、両替やお買い物、お食事などについては、前回の記事をご参考にどうぞ。
到着フロア ~ サービスカウンター ~ タクシー、電車、バス各乗り場まで
両替などが無事に済めば、足早に市内&ホテルへと向かいたいところですよね。
ゲート出口のフロアはとてもわかりやすいので、タクシー、電車、バスのどれに乗り継ぐのもそんなに難しいことはありません。標識を頼りにサクサクと移動できます。
まずは、到着フロアの真ん中あたりに、サービスカウンターがあります。ここでは、プリペイド形式で地下鉄MTR&バスで利用できるオクトパスカードが購入できます。(お帰りの際に返金もできます)
オクトパスカード はフリープランで観光する方なら必須のアイテムですね。
【オクトパスカード 八達通とは?】
オクトパスカードは香港のPASMO的存在の交通系ICカード。
香港観光に欠かせない地下鉄MTRをはじめ、バス、ミニバス、トラム、そしてスターフェリーでも利用可能!
さらにコンビニやファーストフード店でも支払いに使えたりと、香港住民のお財布的アイテムです!(まさにPASMOやICOCAと同じ感じ )
大人用の通常のオクトパスは150香港ドルで、そのうち50ドルがデポジット。買ってすぐ100ドル分がチャージしてある状態ですぐ使えます。デポジットは購入後3か月以内で7ドルの手数料で残額を返金してもらえます。
また、残高が足りなくなった場合、チャージは駅にあるチャージ用の機械か有人カウンター、もしくはセブンイレブン・サークルKのレジにて可能。
それでは各交通機関の乗り場へ向かいましょう。
フロア真ん中にある大きなスロープを抜けます。
エアポートエクスプレス乗り場はまっすぐ目の前
スロープを抜ければ、すぐ目の前がエアポートエクスプレスの乗り場になっています。
ここがもうホームなので、ひょいっと電車に乗って、香港島「香港駅」へも24分であっというまに着いちゃうんですよね。
実は、空港駅には改札がなく、そのまま乗車します。チケットは、市内の駅で改札に通すことになります。
タクシー乗り場は左手へ
エアポートエクスプレスの乗り場に向かって、左手に進めば、タクシー乗り場へ。
バス乗り場は右手へ
反対に、右手に進めばバス乗り場となっています。
どのスロープも緩やかな下り坂になっていて、ナイスです。
では、ここからは各乗り継ぎ場所を詳しくご紹介します
タクシーでらくらくと香港市内へ
荷物がとにかく多かったり、家族でさくっと移動したいときなんかはやっぱりタクシー。
香港のタクシーは行き先のエリアによって色がちがいます。観光エリアである九龍・香港島へは「赤いタクシー」に乗りましょう。
一番メジャーな九龍・香港島エリアの赤タクシー。
緑色の新界タクシー。
レアな水色、ランタオ島タクシー。
エアポートエクスプレス&地下鉄MTRを使って素早く香港の都心部へ
なんと言ってもスピーディなエアポートエクスプレス 機場快線。
- (新界)青衣駅へは12分
- (九龍・尖沙咀区)九龍駅へは20分
- (香港島・中環区)香港駅へは24分
で到着します。
早朝5:50~夜中00:48まで12分間隔で運行していて、とても便利です。
また、九龍駅から主要ホテルに無料シャトルが出ているそうなので、お泊りのホテルで利用できるならかなり便利ですね!
■対応ホテルの一覧はこちらから:MTRのWEBサイトhttp://www.mtr.com.hk/eng/airport_express/complom_free_bus.html
エアポートエクスプレスの料金
- 香港駅~空港: 大人片道$100/往復$180 小人$50
- 九龍駅~空港: 大人片道$90/往復$160 小人$45
- 青衣駅~空港: 大人片道$60/往復$110 小人$30
なんと言っても渋滞知らず。
スピード勝負ならエアポートエクスプレス+最寄り駅からタクシーが一番ではないでしょうか。
チケット料金詳しくは↓MTRのサイトもご確認くださいね。
空港バスに乗ってお安く移動
完全フリープランのリピーターの方で時間もゆっくりでOKという方なら、2階建てバスで香港の景色を眺めながらの移動という方も多いのではないでしょうか?
所要時間は香港島で1時間程、九龍で40分程、新界で30分~1時間程です。
到着フロアを出て、スロープの右手に進むとこんな感じ。
このまま、スロープを抜けて直進します。
空港バスの各乗り場案内。
香港島と九龍への空港バスはシティバスが運行する「Cityflyer」、新界各地への空港バスは龍運バス運行の「Airbus/通天巴士」があります。
主要なエリアをカバーし、香港島北角で約40$、九龍紅磡で約$33などとお手頃な運賃です。
空港バス乗り場の様子。
シティバスの「Cityflyer」
龍運バスの「Airbus/通天巴士」
空港バスの路線番号の頭文字、AとEの違い
空港バスは各社共通で、バスの路線ナンバーの頭にAとEがついています。
中でも、「A」は途中停車駅が少なく早く目的地に到着します。値段も少し割高になります。
「E」は途中停車駅が多く、目的地への到着には時間がかかりますが、値段は割安です。国泰城キャセイシティ(CXキャセイパシフィックの本部)や空港周辺のカーゴターミナルなどの施設、東涌トンチョン周辺をぐるぐる回るので、空港周辺をバスから見たい!という人には良いかもしれません。(いるのか?)
ですので、香港観光旅行で来られる人は「A」一択で良いでしょうね。
■詳しい料金、バス停一覧はこちら:香港国際空港のサイトhttp://www.hongkongairport.com/eng/transport/to-from-airport/bus.html